パンチドランカーと慢性の痛みと・・・

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こんにちは、CSOの中江です。

 

最近、元プロボクサーだった先生に来ていただいて、刺激を受けています。

先生は、私に ボクシングはスポーツ” だと言うことを教えてくださいました。
物腰の柔らかい方です。

 

(カメラマンから中江先生のこぶしは強そうじゃないから、ボクシングの先生を見て
 もっと強そうにして下さいって言われたのだけど、何かが違う・・・)

 

私は、ボクシングに関しては、
父がテレビの実況を見ているだけでそのお部屋に入れないくらい怖かった。

戦っているときのお顔が獣のようで怖かった。
インタビューではしゃべり方が普通じゃなくて、ボクサーになる方はもともと怖い方だと思っていた。

先生が来られた時に、初めこの人本当にボクサーだったのかしら???という感じ。
ちゃんと私の話を聞いて的確に返答される。
あまりに普通で本田とちょっと面食らった。

 

その先生が、僕はあまり叩かれていないんで・・という言い方をされながらも、
叩かれているからって言い訳ができるから、ちょうどいい時もあって‥なんて感じで仰って・・・。

 

先生から打ち方を習うときに、時々、どうやって相手にダメージを負わすかというコツを教えて下さるときがあって、
例えば右のボディーでは肝臓をえぐるように打つとか、
顔は顎に手首を返すようにして衝撃を与えると脳の揺れが大きいからダメージが大きいとか・・

私は少なくとも素人ではないから、それって本当にやっていいこと???と思う。
それってヒトの臓器の機能を破壊する行為、犯罪じゃないの?と思った。

 

モハメド・アリがパーキンソン病で苦しんだ話は有名だから知っていたけど、これは表題のパンチドランカーの症状。
日本人ボクサーでも苦しんでおられる人がいるとのこと。
一発でダメージが来ているというよりは日頃の練習とか持続的にダメージが来ることで起こるものだということ。

華々しく活躍されたず~っと後になって苦しまれることもあるとか。

悲しいことです。

 

脳へのダメージという意味では、物理的なダメージだけではなく、
精神的なダメージも脳そのものを器質的に変えてしまうと言うことが証明されています。

 

慢性の痛みに苦しむ患者さんの中には虐待の経験や、DVの経験のある方がおられます。
最近、モラハラと言われるような精神的なDVと言うことにも注目が集まるようになりました。
精神的にもいつもいつもダメージを受けていたら、さまざまな不具合が出てくる。

その一つが慢性痛。
慢性痛もメンタルへのパンチドランカーのようなものかもしれません。

 

先生がお手本としてご推薦下さったボクサーがリカルドロペス。
リンク上で逃げ回っているようにすら見えるくらい、怖がりのボクサーだったそう。
ジャブも近寄らせないように距離をとるために打っているかのように見える。
でも勝負時には天まで届くかという勢いのアッパーで相手にダメージを与える。

 

精神的なダメージに対しても、リカルドロペスのようなスキルを持てばいいんじゃない?
うまく距離をとって、勝負時に一気に片を付ける。
何か方法を開発できないか?

痛みが測定できるようになったその先に・・・課題は尽きません。

 

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